水戸メンタル駅前分院

医療リワークプログラム

つくば心療内科クリニックの医療リワークプログラムについて

当院では2019年1月より医療リワークプログラムを開始しました。フルタイム勤務に準じた時間枠でプログラムを提供しています。

point01医療リワークの対象者

休職、再就職を希望されている方が主な対象になります。また、復学やこれから就職を目指す方の支援機関として利用することもできます。

参加のタイミング

十分な休養を取り、生活リズムが整い、治療が進んで不安や焦りが落ち着いている時期が医療リワークを開始する目安とされています。あるいは医療リワーク参加が生活リズムの安定に効果的な方もいます。開始時期に迷われる方は主治医へご相談ください。

point02症状をしっかりと回復させる。

症状が十分に改善している状態(寛解)か、症状が一部残っている状態で職場復帰するかで再発率が異なります。
調査によると、症状が残っている状態で職場復帰すると、寛解している群に比べ、4.5倍再発率が高まります。
当院では、認知行動療法や運動療法など心身両面のリハビリを行うことで症状を回復させ、再発・再休職の危険性を低下させます。

point03スタッフと共に復職準備性の確立と
再発・再休職防止を目指す

医療リワークで重要なことは、復職準備性の確立です。復職準備性とは、症状が寛解し日常生活を問題なく送れることに加え、職務に近い負荷を与えても症状が再燃しない状態を指します。
復職準備性の確立は、医療機関外の指導技術で学ぶようなコミュニケーションスキル習得や疾病理解・個別カウンセリングだけでは不十分です。医療リワークにおいて、職場と類似した集団生活の中で症状の悪化につながるような対人関係のパターン、考え方のクセ、活動の仕方に気付き、自己理解と行動変容をしていくことが重要となります。
当院では、主治医やスタッフとともに復職準備性の確立を図り、再発・再休職の防止を目指していきます。

point04企業との連携

企業が職場復帰支援を行う際に抱える問題を調査した研究では、「休職者が復職可能な状態まで回復しているのか」・「休職者がどれくらい回復していたら復職可能と判断して良いのか」という疑問を抱えていることが示されています。
当院では企業が抱えるそれらの疑問を解消し、利用者様にとって無理のない復職環境を整えるため、利用者様の同意のもとで企業と情報連携を行いながら再発・再休職の予防を目指します。

うつ病と就労継続の問題

日本では、生涯で15人に1人程度がうつ病にかかるといわれています。また、厚生労働省の調査では「過去1年間にメンタルヘルス不調により連続1ヶ月以上休業または退職した労働者がいる」企業の割合は、従業員が1,000名以上の企業で、9割程度になることが分かっています。
厚生労働省は、このような休職者の問題に対して、2004年に「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」を作成し、事業所に対して職場復帰支援のマニュアルを示しています。
しかし、調査によりますと、メンタルヘルス不調によって休職した方は他の身体疾患の方より復職率が低く、未だに職場復帰は難しいといえます。
さらに、復職した場合も、約半数の方が半年以内に再発・再休職するというデータが出ています。

医療リワークの必要性

職場復帰だけではなく、再発・再休職の予防にも重点を置いた治療として医療リワークが、注目を集めています。
医療リワークに参加した方と参加しなかった方とを比較したデータでは、参加しなかった方の再休職のリスクが約2.9倍に高まるという結果が出ています。
うつ病からの復職を成功させるには、心身のエネルギーの回復をしっかり見守りつつ、ストレス状況に対してセルフケアや対処策を身につけていくことが重要です。つまり、うつ病の治療では、うつ病以前の状態に回復するだけではなく、うつ病になりにくい工夫や方法を習得する必要があり、医療リワークはそのためのリハビリとなります。

医療リワークの評価と修了

といったことが評価の指標になります。
スタッフと共に心理検査やチェックシートを用いて復職の準備性を確認します。あわせて職場と連携して復職後の働き方などの調整を行い、修了(復職)となります。

ご利用について

当院通院中の方へ

主治医にご相談下さい。

他院通院中の方へ

他院に通院しながら医療リワークプログラム参加が可能です。
当院医師による診察が必要となりますので、主治医とご相談の上、診療情報提供書をご準備いただき、初診予約をお取りください。
見学は随時受け付けています。

料金のご案内

各種健康保険、自立支援医療制度、マル福などがご利用になれます。

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